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GMOフリーゾーンin山梨 [新しい出会い]

GMOフリーゾーンin山梨に2013年3月2日、3日と山梨県北杜市に参加してきました。
初日は全体集会です。
1.基調講演は天笠啓祐さんの遺伝子組み替え食品の現状報告がありました。
また、その問題点もありました。
遺伝子組み換え食品を摂取させたネズミの有害性の報告。フランスのカーン大学の動物実験の現実。
乳がんになってしまった動物達は人間の食生活を表しているので、食生活の問題が顕示されると怖いものがあります。

2.韓国の韓米FTAが農業、遺伝子組み換え食品が抱える問題に与える影響。
韓国から来たソン・ギホさんから報告がありました。
韓国と米国が締結した経緯とその問題:それは韓米FTAでは米国の4大先決条件を韓国が受け入れることから始まる。韓国は米国の保護主義を両者平等の契約にしたいのが目的であるものが、米国からの一方的な条件を受け入れることは不平等な契約のような気がした。
4大先決条件(韓国内での映画放映にかんしてスクリーンクォーター制、米国産牛肉の輸入条件緩和、自動車排気ガス規制緩和、薬価政策の現行維持)はすべてアメリカの経済優先の条件。

また、米国が無くしたいと思っていること:予測可能なGMO表示制度
再三、米国はGMO表示を廃止にして行きたいらしい。

問題をあげたらきりがない位の状態。

まず、交渉のテーブルに乗らないことが第1ではないか。
水面下で日本は輸入牛肉の条件変更が要望されているのはTPP参加の条件と言ってもいいだろう。
このような米国の経済優先の条件はTPP交渉の中では国民に開示されるものではないようです。

今後の日本へのアドバイスとして「わかりやすいことで伝え続けること。」これが肝心。
次に世論調査に一喜一憂しないこと。
日本政府はメディアを通して漠然とTPP参加すればうまく行くんではないかというイメージを作り上げていく。
そして、市民が賛成してもTPP締結は進んでいくであろうし、反対しても進んでいくであろう。
日本のみなさんにはメキシコがすでにFTAに参加しているのでその経済情勢がどのようになっていったか見てもらいたいとのこと。

日本の行く末が心配になったわけよ。

全体集会初日はNONGMOの歌。
https://www.facebook.com/araki.kazuki

image-20130303194013.png

3月3日は分科会
荒木は第2分科会「世界のGMOフリーゾーンの動き」「日本の地方自治体条例制定の動き」に参加しました。
纐纈美千代さんからの世界での動きについての報告の後、生活クラブ北海道からの報告。

さらに、プレイベントとして生活クラブ山梨が開催して来た「モンサントの不自然な食べもの」を上映、参加という協力をしてきてくださった「食を守るママの会in山梨」の報告がありました。
彼女らは一歩を踏み出せたママ達。一歩踏み出せないでいるママ:このママ達を食の安全で子供を守ることを避けている。
この二極化を避けたいことなんだと言っていました。うんうん。いい話だと思うのでした。
https://www.facebook.com/anzenmama

これらに参加して見て、一般的な消費者が腑に落ちる内容で伝えることが第1の課題と考えました。
どのように伝えて行けばよいのか分からないことが不安になっているだろうと思いますが、「食を守るママの会in山梨」で開催されたワールドカフェ方式が良いのではないかと思いました。


だれか「この指とーまれ。ワールドカフェを始めましょう。」

食は命なりを貫くパン屋。
http://www.e-panyasan.com/
https://www.facebook.com/MikiBakery
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